コラム
面接で伝わる答え方 — 審査の視点から見た3つのポイント
面接で問われているのは話し方の上手さではありません。申請書に書かれた内容と、その場で話す内容が一貫しているかどうかです。ここでは、審査を見据えた準備の考え方を3つに整理します。
1. 申請書の内容を自分の言葉で説明できるようにする
記載した渡米の目的、滞在期間、費用の負担者などを、書類を見ずに説明できる状態にしておきます。書類の記載と話す内容がずれると、確認のための追加質問が増えます。
2. 質問の意図を踏まえて、結論から答える
面接の時間は限られています。長い経緯から話し始めるのではなく、聞かれたことに端的に答え、必要に応じて補足する順番が伝わりやすくなります。準備しておきたいのは、次のような点です。
●渡米の目的と、その期間である理由
●滞在中の費用を誰がどのように負担するのか
●日本での勤務先・学校・家族などの状況
●過去の渡米歴や申請歴があれば、その経緯
3. 不安な点は、事前に整理しておく
説明が必要になりそうな事情は、隠すのではなく、事実と経緯を整理して伝えられるようにしておきます。当事務所では模擬面接を通して、実際の受け答えを一緒に確認しています。
本記事は一般的な考え方を整理したものです。個別の事情に応じた準備については、お気軽にご相談ください。
執筆 / Taka Visa Solutions 代表
髙取 朋子
元 在大阪・神戸米国総領事館査証課 日本人職員スーパーバイザー。30余年にわたり査証業務に携わり、10万件規模の査証案件に関与。